第94回日本結核病学会総会(The 94th Annual Meeting of the Japanese Society for Tuberculosis) 第94回日本結核病学会総会(The 94th Annual Meeting of the Japanese Society for Tuberculosis)

会長挨拶

  • 第94回日本結核病学会総会
  • 会長 門田 淳一
  • (大分大学医学部附属病院 病院長/呼吸器・感染症内科学講座 教授)
会長:門田 淳一 写真

皆様、時下ますますご清栄の段、心よりお慶び申し上げます。この度第94回日本結核病学会総会の会長を仰せつかりました大分大学医学部 呼吸器・感染症内科学講座の門田淳一でございます。

本学会総会を2019年6月7日(金)・6月8日(土)に、「抗酸菌感染症の継往開来−西洋医学発祥の地から次世代に向けて−」のテーマのもと大分県大分市で開催させていただくことになりました。大分県大分市は、ポルトガル人医師であるルイス・デ・アルメイダが豊後府内(明治時代初期までの旧称)の領主であった大友宗麟に土地をもらいうけ、1557年に日本初の内科・外科・ハンセン氏病科の西洋式総合病院を建て、西洋医学を初めて導入した場所です。アルメイダは1558年には医学教育を開始し、医師の養成も行っています。ハンセン氏病は抗酸菌の一種であるらい菌で起こる感染症ですが、当時のアルメイダの抗酸菌医療に思いを馳せながら、時代が平成から新しい元号に変わる最初の年に、西洋医学発祥の地から次世代に向けて、抗酸菌感染症の継往開来(先人の事業を受け継ぎ、発展させながら未来を切り開く)に発展するような学会になれば幸いです。どうぞ皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

大分の地は、豊富な湯量と泉質を持つ温泉が多数存在し、日本百名山の一つである九重連山がそびえる大自然や豊後水道で捕れる関アジ・関サバなど豊富な魚介類、美味しい日本酒・焼酎・ワインがありますので、是非学会の合間には日常の疲れを癒していただければと思います。

日本結核病学会は抗酸菌に関連する広い領域の医師、薬剤師、看護師、検査技師、保健師、理学療法士、栄養士など多職種の医療専門職の集う学会です。抗酸菌感染症に興味を持つ皆様、こぞって参加して研究成果の発表や情報交換を行い、楽しんでいただけたらと思います。

主催事務局

  • 大分大学医学部 呼吸器・
    感染症内科学講座
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  • 大分県由布市挾間町医大ヶ丘1-1

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