(1999年) |
結核病床を有する333病院に対するアンケ−ト調査に基づいた宍戸らの1999年の報告では,回答のあった179病院のうち職員から結核発病者があったのは79病院,職員総数で191人で,これら結核病床を有する病院職員の92〜96年の5年間における結核罹患率は47.4となっている。これは日本の94年の人口10万対結核罹患率35.7に比較して明らかに高く,その中でも最も高かったのは看護師で66.2,次いで臨床検査技師が43.1の順だったことを報告している。他方,結核病床のない170病院における臨床検査技師の結核罹患率も42.1と前者と同等の値を示していた。 |
抜粋し引用。23) |